人間とオオカミの共存

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2011-01-12 人間とオオカミの共存

人間と犬は、いつごろから、どうしていっしょに生活するようになったのか、詳しいこ
とはわかっていません。最も有力な説は「犬の先祖はオオカミだった」というものです。
4万年とも5万年とも言われる長い時間の中で、野性のオオカミと人間とが出会い、しだ
いに飼い慣らされていくうちに「犬」に変化していったのではないか、というわけです。
 食糧を得るために、他の動物を狩るようになった人類は、集団で狩りをし、自分たちよ
りも大きな動物を捕らえるオオカミを、お手本にするべきハンターだと考えたのでしょう。
そして、職人見習いが名人の技を盗むように知恵とテクニックを学んでいったのでしょう。
 やがて、ハンターとして成長した人類が、弓矢やブーメランのような道具を使って、以
前よりずっと効率的に獲物を捕まえるようになると、今度はオオカミが人間たちから獲物
のおこぼれを預かろうと考えたかも知れません。しだいに人間とオオカミはたがいにギブ・
アンド・テイクで共存する道を歩み始めたのではないでしょうか? 人間の近くにいるう
ちに、人間になつくようになった子どものオオカミがいた可能性もあります。その子がお
となになり、人間の狩りを手伝うようになったとも想像できます。こうして、人間とオオ
カミは仲良くなり、犬という動物の歴史が始まった、と考えられるようになったのです。

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